2007/03/20

沖縄こどもの国(沖縄市)──与那国馬たちは元気です

2007.03.19
 沖縄こどもの国(Map)—沖縄県


 沖縄こどもの国は、沖縄市(コザと言った方が伝わるかも知れません)にある動物たちとふれあえる公園施設です。
 そこに、活動理念に賛同した「ヨナグニウマふれあい広場」が出張所を開いています。広場のメンバーとは仲良くさせてもらっており、友人がここをとり仕切っています。
 ここには、トゥバル、ルパ、ユウナの3頭の与那国馬がいます。与那国馬は日本の在来種で、孤島(Dr.コトーです)での暮らしが長いため、他の在来馬とは異なる特徴を持っています。小柄でも与那国の自然の中では存在感を示していたのですが、街中の公園ではとても可愛らしく見えました。
 この日はユウナに乗せてもらいました。こちらでも機会があれば乗りたいと思ってはいたものの、結局前回の与那国以来2年ぶりですから最初は緊張です。慣れてきて園内散歩に出たのですが、どうもイマイチ。乗馬の楽しさって、馬の背に揺られながら周囲の野や山を眺めることなのに、公園で広いとはいえその先にビルが見えたりすると盛り上がりません(でも、それってきっとスゴイ贅沢な注文なんだと思う)。
 何でそうなっちゃったかと言えば、最初に与那国島の自然の中で乗馬の楽しさを覚えちゃったからだと思います。農道をポクポク散歩しながら、しばらく歩いては馬に草を食べさせたり、砂浜を駆けたり(Dr.コトーの吉岡クンと蒼井優ちゃんが歩いていた砂浜を走るわけさぁ!)、乗馬クラブの小学生たちが駆け寄ってきたりと、それはもう盛りだくさんで飽きることのない「おうまの散歩」を経験しちゃったらねぇ……
 そうそう「海馬遊び(あしび)」したことありますぅ?
 馬と一緒に海に入って、泳ぐ馬の尻尾につかまって引っ張ってもらうんですけどね。水上バイクに引っ張ってもらうのとは大違いで、間近で馬の荒い息を聞くと思わずさすってあげたくなりますから。
 まずは、子どもの国で体験してから、是非与那国に!
 何だか思いっきり宣伝しちゃいました。


 ここでは「子どもの居場所作り」という取り組みに協力していて、放課後の子どもたちが仲間たちと一緒に遊べる(勉強できる?)場を提供しています。この日はあいにく雨が降り出したものの、子どもたちが100円玉を握りしめ(参加費200円だったか?)楽しげに集まってくる姿を「子どもらしい表情だなあ」と感じ入っていました。
 彼、彼女らは本当に屈託のない、いい子たちで、子どもとの接し方の要領を得ないわたしにもどんどん入り込んできて、それを楽しんでしまう好奇心に満ちあふれています。
 「この子たちは大丈夫だ!」でも「おれは大丈夫だろうか……」
 彼、彼女らに元気をもらって!

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